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豊田自動織機 年収
豊田自動織機の平均年収の推移は知っておいたほうが良いでしょう。
豊田自動織機は、トヨタグループに属する会社のひとつで、その名の通り、繊維織機やグループ内で使われる自動車部品などを製造しています。
フォークリフトとカーエアコン用のコンプレッサーは世界シェアでもトップであり、名前はあまり聞きなれませんが、トヨタと同様、世界を舞台に活躍する企業のひとつです。
現代ではいろいろな業務を行っていますが、もともとはトヨタの源流ともいえる歴史のある企業です。
トヨタ自動車の設立者である豊田佐吉が、1926年にまず最初に設立したのがこの豊田自動織機の前身とも言える豊田自動織機製作所であり、トヨタ自動車はこの後、1933年に開設された自動車部品専門の部門を起源としています。
当時の自動車部品部門は、織機作成のノウハウを活かして、徐々に拡充されていった分野なのです。
この自動織機の名前はトヨタの原点を忘れないためにと、あえて取り扱い業務に相応しくなくても残したもので、所在地も当時から変わってはいません。
そんな長い歴史をもつ豊田自動織機の平均年収が、2009年に下がってしまいました。
これはアメリカを中心に起こった不景気と、自動車不況が大きな原因のひとつでしょう。
豊田自動織機は、一見自動車とも関係のない業務も多く取り扱っているのですが、やはり母体のトヨタ自動車の影響を受け、自動車とは切っても切れない縁があるようです。
豊田自動織機の年収は、前年の2008年まで、少しずつではありますが、751万円まで上昇していました。
ところが2009年は700万円になったのです。
自動車製造会社を巡る強力な景気の底冷えは、何もトヨタだけに限ったものではありません。
やはり国内大手の、ライバルでもあるホンダは、環境にやさしいことを前面に打ち出したハイブリッドカー、インサイトに重点を置くことでなんとか耐え抜こうとしています。
トヨタにはハイブリッドカーの先駆けとなったプリウスがあります。
トヨタの戦略は、プリウスの販売促進と、非自動車分野での利益拡大です。
豊田自動織機はこの流れを受けて、プラグインハイブリッド自動車と呼ばれる、バッテリーに溜めた電気を主動力とする自動車を開発し、専用の充電スタンドを日当工業株式会社と共同開発すると発表しています。
販売の目処は2009年7月とされ、実現すれば、プリウスにも引けをとらないエコカーが誕生します。
その際には、豊田自動織機がインフラ整備の中心を担うというわけです。
豊田自動織機の年収は、自動車業界の中でも高水準であり、業界の平均的な年収に比べれば100万円ほど多くなっています。
基本的に年収が低くなりがちな製造メーカーでありながら、この高い金額を保持できているのは、やはり大企業トヨタのグループ会社であり、トヨタが守ろうとしている伝統の原点だからとも言えるでしょう。
今後の自動車業界はますます競争が激化するに違いありません。
エコカーを巡るトヨタの戦略が功を奏するかどうかで、豊田自動織機のこの後も大きく変わってくるでしょう。