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東レ 年収
東レの年収の推移は近年はほぼ横ばいで、安定した収入が見込めます。
大手化学企業の東レは、三井グループの中核を担うひとつで、合成繊維などの化学製品を取り扱っています。
本社は東京の日本橋にあり、全国に拠点となる工場や研究所があります。
また、繊維業界の売上高は国内で首位を独走しており、炭素繊維の生産高にいたっては世界で首位となっています。
化学繊維というと、あまり馴染みのないものに思えますが、様々な製品に使われているナイロンやポリエステル、フィルム製品などを製造している会社です。
最近では、衣服や身近なものにもこういった製品が使われていますので、非常に身近な存在と言えるでしょう。
繊維業界には東レのほかに、帝人や東洋紡など大きな企業がたくさんあります。
その企業によって主力製品は異なりますが、この業界全体の平均年収は550万円となっています。
これは民間企業の平均年収の437万円を、やや上回る水準となっています。
ただ、繊維業界は売上高や企業の規模によって、年収に大きく差があることが特徴です。
平均は550万円ですが、トップの旭化成の平均はおよそ914万円という高い水準になっており、逆に平均を下回る企業もたくさんあります。
なお、東レの平均年収は約660万円で、この業界の中では比較的高いランクに入ります。
なお、年齢別の平均年収を見てみると、30歳でおよそ550万円、35歳で600万円を超え、これは全上場企業の平均年収とほぼ同じ推移となっており、まずまずの結果と言えるでしょう。
特に30歳時の平均に関して言えば、繊維業界の中でもトップクラスの高水準です。
ただ、東レの従業員の平均年齢が35.4歳ということで比較的若いため、全体の平均が660万円となるのです。
したがって、年齢や勤続年数を重ねていけば、平均年収以上の収入を得ることは難しくありません。
また、過去5年間の年収推移ですと、少しの幅はあるもののほぼ横ばいとなっており、景気の影響を受けにくい、安定した年収を確保できると言えるでしょう。
最近では大手企業であっても年収がダウンしている場合が多く、不安定な状況が続いています。
その一方で、東レは少しではありますがアップしている傾向にあるのです。
企業を調べる場合には、その年の平均年収だけで判断すると、なかなか良し悪しが分かりづらい面があります。
ですからその企業の売上高や推移、平均年齢や勤続年数の平均などを合わせて検証すると良いでしょう。
東レは平均年齢が同業界の中で比較的若いにも関わらず、全体の平均年収以上となっている優良な企業と言えるのではないでしょうか。