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東宝 年収
東宝は、演劇、映画の興行を目的として、1932年 8月に株式会社東京宝塚劇場として発足した阪急系企業です。
全国の劇場網(映画館、シネコン)を活かした邦画配給による利益は大きいようで、市場シェアは配給会社でトップです。
主な利益は映画事業と不動産事業によるもので、立地条件の良い不動産を数多く所有していることで、年間約1,200億円の含み益を保有しています。
映画事業では、映画の制作、配給、興行から、映像パッケージの制作、販売、版権ビジネス、映画館運営などを展開しており、最近では宮崎駿監督作品で有名な、スタジオジブリ作品の大ヒット作品を手がけています。
この東宝の平均年収は837万円で、従業員数が単独343人、連結3,598人という、経営規模からすると高額と言えるでしょう。平均年齢 39.4歳と、若い会社でもあります。
ちなみに30歳平均の東宝の年収は、平均550万円で、上場企業同業種70社中20位につけています。
無駄を排し、組織のスリム化と経営の効率化を常にはかると謳っているように、少人数でありながら全国規模で質の高い経営をしているようです。
総資産3,087億円の東宝の年収は、上場企業中199位とまずまずで、売上高も2,134億円でランキング514位と、悪い数字ではありません。
映画興行がメインの東宝ですが、最近の話題としてあげられるのが、6月17日に公開した「ROOKIES -卒業-」で、既に興行収入が50億円を突破しています。
さらに同月14日公開の、人気の榮倉奈々と瑛太のコンビで話題を呼んでいる「余命1ヶ月の花嫁」は、観客動員200万人を超えているようです。
今後公開予定の映画のラインアップを見てみると、玉木宏主演の第二次世界大戦をテーマにした「真夏のオリオン」や、マネー戦争を取り上げた「ハゲタカ」なども、相当な観客動員が期待できそうです。
また夏休み公開予定の「クレヨンしんちゃん」は、毎年かなりの興行収入を上げており、こちらも期待して良いでしょう。
来春早々には、テレビドラマで爆発的な人気の、「のだめカンタービレ」の映画が公開されます。
キャストもテレビ放送と同じ上野樹里と玉木宏のコンビで、主役以外の配役は未定のようですが、心待ちにしているファンも多いことから、この作品も相当な興行収入をあげることが期待されています。
東宝映画に限らず、日本の映画史上、近年ほど興行収入額が注目された事はないのではないでしょうか。
今や、ハリウッドよりも日本映画が面白いと、日本人が思える時代になりつつあるように思います。
また東宝で忘れてはいけないのは演劇です。帝国劇場で上演2000回を突破し、無事千秋楽を迎えた大女優森光子さん主演の「放浪記」や、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の興行収入も、映画ほどはいかないまでも、演劇では群を抜いていると言えるでしょう。
このように東宝は将来的にも高収益が期待できることから平均年収も上昇していく事が予想されます。
ただもちろん高い年収を得るためにはしっかりした実績を上げ、会社へ貢献できてこそ高年収となる事は言うまでもありません。