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三菱電機 年収
オール電化やエコで話題を呼んでいる三菱電機ですが、平均年収は業界14位となっています。
今の三菱重工業が三菱造船を名乗っていた頃の電機製作所からスタートし、三菱合資会社の分系会社として1921年設立された名門企業です。
一時期、半導体の不況と共に家電製品の売上げ全体が不振だったことで、経営は落ち込んだものの、時代を見通す眼力を持つ歴史有る企業ですからきっちりと立て直しを図ってきました。
素早く収益体質を安定化させ、財務体質を健全化させたことは高く評価すべきでしょう。
三菱電機の安定した年収は、自動化制御システム機器の開発の注力が産業メカトロニクスの収益増大による所が大きいと思われます。
先見の明があったのでしょうか、同業界ではITやバブル崩壊の影響もさほど受けていない、数少ない企業の一つなのです。
主な産業としては、FAや家電製品の他に、重電システム、情報通信システム、電子デバイスなどがあります。
その三菱電機の平均年収は、従業員が単体で28,476人、連結で106,931人というマンモス企業で有るにもかかわらず、792万円と安定感を見せています。
業界トップの富士フイルムホールディングスの1041万円、富士ゼロックスの998万円、ソニーの957万円からはやや引き離された感があるものの、時代の波をうまく乗り越えて生き残って行ける、安定企業の典型と言えるでしょう。
近年特に注力しているのが、環境問題を考慮した太陽光発電システムで、企業イメージの向上を図ることも忘れてはいません。
どうしても理数系や工学系男子のイメージがありますが、理数系学生にとって就職に適した企業なのでしょうか。
ランキングを見ると、北大や阪大、名大出身者が多いようです。
実際三菱電機の業務は多岐にわたっており、掃除機や洗濯機、冷蔵庫、エアコン、モニタと言った家電製品から、エレベーターやエスカレーター、ビル管理システムなどのビル機能を支える設備は、よく知られています。
しかしながら、産業の分野でもFAやメカトロニクスなど常に最先端を邁進しており、開発系社員のバージョンアップは必須と言えるでしょう。
また他にも、都市インフラやエネルギー全般にも関わっていて、環境問題にも真正面から向き合っている様に見えます。
三菱電機は、その年収からも窺えるように、近年大幅黒字であるにも関わらず大きな組織再編を行ない経営資源を集中させ磐石の態勢を構築していっているようです。
三菱電機は各分野で高い専門知識や技術が要求されていきますが、その分年収が低くないということも当然なのかもしれません。