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三菱地所 年収
三菱グループの中核の一角を成す三菱地所は、平均年収もランキングトップの三菱商事に迫る勢いです。
平均年齢40.4歳の、落ち着いた企業と言えるでしょう。
創立は1937年で三菱商事よりも古く、1953年には上場している歴史のある企業でもあります。
従業員は単体で759人、連結で7,872人の三菱地所は、平均年収1139万円と、不動産業では三井不動産と双璧と言われています。
三菱地所の高額な年収の理由は、丸ビル建て替えからスタートした丸の内再構築に注力したこと、丸の内以外では、特定目的会社(Special Purpose Company)を活用した資産開発事業に積極的に取り組んだ事にあるようです。
三菱地所は、1890年に三菱社が丸の内陸軍省用地の払下げを受けてスタートした企業で、ビル賃貸から始まり、1969年からはマンション分譲に手を広げ、現在ではビル・住宅・資産開発など九つの分野で群を抜いた成果をあげています。
バブル期に行われた地方での大規模開発や、1990年に買収したロックフェラーグループ社の破綻で、経営は大きく落ち込んだ時期もあり、その時は三菱地所といえど、平均年収も下がったこともあります。
しかし丸の内再構築の成功で、現在「丸の内の大家」の異名を取ると言われています。
建築は、地域と環境を配慮したものでなければならない、という理念のもとに、今もなお快進撃を続けています。
マンションブランドとしても一流の三菱地所ですが、年収の高い顧客が圧倒的に多いと言われており、年収500万円クラスだと手が出せない、高級ブランドということのようです。
施工数で言うとランキングは下がるものの、その施工の確かさ、信頼感は群を抜いています。
手を抜かないからこそ高いのは当然のことであり、安くても手抜き施工があったのでは、無料よりも質が悪いということになります。
マンションを建てるには、まず売れると見込んだ場所を選定し、その場所に既設構造物があれば買収するなどして、土地を買取します。
そしてそこに、自社のマンションの建設を建築会社に委託して、結果、分譲や賃貸でその利益を得るのですが、これを宅地行政業者と呼んでいます。
所謂ディベロッパーのことです。
三菱地所の社長の記事に、トップから末端までが近い会社である、と書かれていました。
社長は一浪したとはいえ、東京大学を卒業したエリートですが、学生時代には汗水流してアルバイトに精を出したという経歴もあり、プライドだけ高く現場を知らないエリートとは、ひと味もふた味も違うようです。
そういう方たちがトップにいる企業なら、末端社員の意見に耳を傾けるだけの器量も備わっていることが想像できます。
そしてまた、不動産業には法律の知識が不可欠で、コンプライアンスがしっかりしていることでも定評があります。
法学部卒の学生にとっても、非常に魅力のある企業なのではないでしょうか。