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角川書店 年収
角川書店の年収を知りたい、と思ったことはないでしょうか。
角川書店は、日本を代表する大手出版社のひとつで、東京千代田区に拠点を置いています。
1970年代までは文芸関係の書籍を中心に扱っており、どちらかというと現在のような柔軟な戦略はとられていませんでした。
その後、徐々に、金田一耕助の探偵シリーズでお馴染みの横溝正史などが台頭するようになって、大衆向け路線にシフトしていくことになります。
業界では有名な角川春樹氏が社長に就任すると、映画界にも進出を開始し、書籍のみならず、映像ともリンクしたメディア戦略を行って、角川映画旋風を巻き起こしました。
1980年代には、ゲーム業界に進出するほか、今ではもうお馴染みの、ザ・テレビジョンや東京ウォーカーなどの情報雑誌も作られ、メディア全体を視野に入れた企業戦略を大々的に展開し始めます。
角川書店の出版社としての地位を、最後のトドメとして押し上げたのは、ライトノベル市場での功績もあります。
1988年に作られた角川スニーカー文庫は、ライトノベルの先駆けとなり、メディアワークスや富士見書房などの関連会社を産むに至りました。
ライトノベルの定義は様々ですが、共通している特徴は、堅い文体はあまり用いられていないサブカルチャー的なもので、挿絵も多く、どちらかといえば若年層向けに発行されている小説のことです。
現在でも、この市場に占める角川書店のシェアは国内最大で、角川書店に就職を考えている方の中には、ライトノベルファンという方も多いのではないでしょうか。
たとえ角川書店の作品のファンでなくても、この出版社が大きな魅力を持ち合わせている企業であることは間違いありません。
角川書店の平均年収は850万円、平均年齢も35歳と若めです。
角川書店は2003年にグループの持株会社となって、現在は角川ホールディングスに名称変更しています。
角川ホールディングスが行っているのはグループ会社の管理であり、持株会社化以前の業務は、それぞれ分社化されて引き継がれています。
例えば、映画制作に関わる業務は角川映画、雑誌は角川マガジンズ、出版およびカルチャーコンテンツを扱う企業は、新規に角川書店と名付けた新会社に分割しました。
この2003年以来、角川ホールディングスの従業員は50人に満たない数に減ることとなり、少数精鋭の人材で運営されています。
角川書店時代に比べると、平均年齢はぐっと上がり43歳になりましたが、平均年収は1000万円を越すようになりました。
一方新設され、出版事業を引き継いだ角川書店の平均的な初任給は21万円程度で、ボーナスなどは公開されていませんが、年収にすると400万円から450万円といったところです。
角川書店は、情報および通信業界において、有名放送局と肩を並べるほどの高年収であり、やはりこの企業のメディア作品のファンにとって、外すことのできない魅力的な就職先なのではないでしょうか。