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味の素 年収
世界的な経済不況の中、比較的安定を保っている食品業界の中で味の素の業績、社員の年収についてご説明したいと思います。
「あしたのもと味の素」このキャッチフレーズは多くの方が目にし耳にした言葉だと思います。
「あしたのおいしいのもと」「あしたの健康のもと」を味の素は世界に届けるために日々努力を重ねています。
東京帝国大学教授の池田菊苗博士が、「味の素」開発のきっかけとなる、だし昆布のうま味成分グルタミン酸の効力を発見したのが1908年(明治41年)です。
博士はうま味調味料であるグルタミン酸ナトリウムの製造特許を取得しその事業化を目指しましたが、当時の日本は外国からの技術をうまく日本に取り入れて会社を発展させ、時は日露戦争後の不況期で、簡単には国産技術による共同開発を引き受ける企業が無かったようです。
そんな中、当時化学薬品業界で著名だった鈴木製薬所の鈴木三郎助に依頼しいくつもの困難を乗り越え、1909年5月「味の素」は登録商標の割烹着姿の女性をイメージとして一般発売されました。
それから約百年、1932年に社名に「味の素」という名前を入れ、日本だけでなく世界に向けて飛躍的に発展し、現在は、味の素をはじめとする調味料、冷凍食品、飲料、パンなどの食品事業、甘味料、栄養食品、飼料用のアミン酸、医薬・食品用のアミノ酸などのアミン酸事業、薬品事業、健康事業とその活躍も多岐に渡り、世界の人々においしさを伝えるだけではなく健康を届けるために、強い探究心と高度な検査技術で日夜研究を重ねているようです。
このような研究者の高い志と併せて、世の中にあらゆる商品広めていくマーケティング力の強さも味の素発売当社から見られます。
例えば、割烹着姿の女性イメージの広告を幾度と新聞に載せ、さらに日本で初めてその広告に懸賞付け訴求を図るなどイメージ戦略の素晴らしい企業でもあります。
また、1910年代にすでに海外にその販売エリアを拡大し、アジアを皮切りに世界へと販売網を拡大してきました。
早くからグローバルな視点で世の中の動きをキャッチし、実践してきた味の素は売上においても平成20年調査によると食品総合業界で輝かしい1位を獲得しています。
さらに企業努力を惜しまず、社員を大事にする企業としても評価されています。年収に関しては平成20年調査の食品総合業界での平均年収ランキングでは堂々の2位で864万円、業界平均年収562万円を300万円も上まっています。
この不況下全企業の平均年収は400万円代を推移していますのでその倍近くの数値となっています。
新卒の大学生にとってもやりがいとともに年収の高さは魅力的に映っていることでしょう。
食品業界は経済不況の中でも安定した実績を残し、その中でグローバルに発展し続けている味の素は今後も業界の第一人者として平均年収についても押し上げていく企業ではないかと思います。